KIW第85戦「あの娘ぼくがドロップキックかわされたらどんな顔するだろう」KIN…

試合結果

マッドマスクを脱ぎ捨てた
Ca和田をねじ伏せ、
本田が準決勝へ進出!

メインエヴェント KOKトーナメント二回戦 45分一本勝負

○マグニチュード本田

マッド・ハンター→カルシューム和田×

22分3秒

首が吹っ飛ぶラリアート→片エビ固め

 20分を超える激戦に、ピリオドを打ったのは本田だった。トーナメント一回戦で並松との激闘を制し勢いに乗る本田と、第84戦でマスクを脱がされ、その動向に注目の集まっていたマッドハンターが、素顔のカルシューム和田として激突。素顔に復帰するも、久々に登場する和田に声援は集まるのか?との周囲の不安をよそに、確かなテクニックと気合いの入った打撃で観客を徐々に味方に付け、経験値で劣る本田を攻め立てた。ロックアップや関節の取り合いなど、オーソドックスな立ち上がりで試合が進むも、和田の腕攻めで試合は一気に加速、腕十字やミドルキックで本田のラリアート封じに狙いをしぼる。右腕を痛めつけペースをつかむと、勝機と見るや怒涛の攻めを見せる和田だったが、持ち前の粘りとパワーでこれを跳ね返していく本田が、カウンターでのザ・オリジナルで形勢を五分に戻すと、試合は終盤へ。プライドをかけた両者の必殺技の応酬に、お互い一歩も怯むことなく相手の技を受け続けたが、最後は本田が痛みに耐えての右ラリアートを炸裂させ、3カウントを奪った。堂々と勝ち名乗りを受ける本田と、最後まであきらめずに立ち向かった和田の姿に、観客からは大きな声援が送られた。メイン終了後には準決勝進出を決めた4人がリング上に集結、それぞれの思惑を胸に、対戦相手を牽制し合った。はたして、準決勝に勝利し決勝へとコマを進めるのは誰になるのか?そして、初代王者の栄冠は誰の手に?

和田の猛攻を受け、あわやの場面もあったが、最後はラリアートでジ・エンド。

新生和田誕生!

体重差をものともせずマッドスラムを決める和田。カルシューム本来のテクニックに、マッドの激しさをミックスさせた新たなスタイルで本田を追い込んだ。また、コスチュームの新調も相まって、新生・カルシューム和田の誕生を観客に印象づけた。

アッパー登場に
早くもリング上で火花

 興奮冷めやらぬリング上、突如姿を現したアッパーが本田を挑発、さらに自らの存在感をアピールした。この暴挙に当然、本田も黙ってはいない。これにマイクで応戦し、ズルムケの頭皮をアッパーの額に近づけ、一触即発の雰囲気を漂わせた。年齢も近くライバル関係と目される両者が早くも火花を散らし、準決勝での激戦を予感させる場面となった。

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